２０１１年３月１１日。４年前の今日という日を私たちは決して忘れてはいけません。
Ｍ９の強大な地震。それにより発生した大津波による東日本の太平洋沿岸地域の壊滅的な被害。さらに追い討ちをかけるように起きた原発事故。この日を境に、私たちの愛する日本は一変してしまいました。
被災地の復興と放射能汚染地域の除染は、日本にとって１日も早く解決すべき課題となっておりますが、４年という月日が経った今もなお、復興、事故終息には程遠い状況です。
にもかかわらず、日本の外から日本という国の取り組みを見ていると、また、セミナー活動などで被災地以外の土地を訪れると、４年前の出来事などまるで忘れてしまったかのような振る舞い。今でも復興に向けた活動は続けられているのだろうが、どこか日本以外の国で起きていると勘違いされてる方が多いような印象を受けて、心が悲しくなります。
我々J-DREAMも、震災直後はチャリティーマッチ（アヤックス 対 清水エスパルス）を企画立案から運営サポートまでさせて頂き、翌年２０１２年はコンセルトヘボウでのチャリティーピアノコンサートを主催。２０１３年にはサッカーボールを寄贈させて頂いたりと支援活動を続けて参りましたが、その後は続けられていないこと、自身の力不足に強い憤りを覚えてなりません。
我々J-DREAMは、オランダを拠点に活動をしている組織ですので、直接的な支援というのはなかなか難しいのですが、海外を拠点にしているからこそ出来る支援もあると信じて、辛い現実ではありますが決して風化させることなく、被災された皆様と共に復興への長い道のりを一緒に歩んでいきたいと思っています。
東日本大震災で亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げると共に、被災された方々には明るい笑顔の溢れる毎日が１日でも早く訪れますよう、遠いオランダに住んでおりますが、心は皆様のすぐ近くで祈念してしております。
２０１５年３月１１日 J-DREAM 代表 川合 慶太郎 |
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