７日目は、小牧市にあります誉高等学校のサッカー部より依頼を受け、まずは学校を訪問し（非常に綺麗な学校でした）、現在、誉高校サッカー部が目標としているサッカーや抱えてる問題、改善したい点など話し合い、その後、場所を小牧市総合運動場に移し、紅白戦の中で指導を行いました。
場所 ： 小牧市総合運動場 サッカーコート
時間 ： １７時００分 〜 １８時１５分
対象チーム ： 誉高校サッカー部 ２・３年生チーム
トレーニングテーマ ： 自陣からの敵陣へのビルドアップについて
トレーニングメニュー ：
２・３年生チームと１・２年生チームの紅白戦
守備はブロックを作ることができ、どんな相手でもある程度は守れるチームになったが、相手からボールを奪った後のビルドアップがうまく行かず、なかなか得点するチャンスを作ることができないというのが問題点でした。
初めはフリーゲームで試合を見てみると、確かに相手からボールを奪うまでは良いが、その後すぐにまたボールを失ってしまうのが良く分かりました。問題は、ボールを奪った後もコートを広く使うことができず、狭い中でのパス回しになるので、ボールを前に進めることができないし、また相手のプレッシャーをすぐに受けてしまうので、ミスに繋がっていると判断したマウリスは、ボールを奪った後焦らず、ＧＫへのバックパスでも良いので時間を作り、ＦＷの選手は前に深く、サイドＭＦの選手は広く、ＤＦの選手は後ろに深くポジションをとってコートを広くした後、ビルドアップを始めるよう指示しました。
コートを広くすることで、ビルドアップをする上で一番大切なＦＷへのパスが通るようになり、ＦＷが敵陣深くでキープしたところで、ＭＦの選手がゴールの方向を向きながらサポートに入ってくることで、まずは自陣から敵陣までのビルドアップはうまくいくようになりました。
もう少し時間があれば、次に敵陣に入ってからのビルドアップについても指導を行いたかったのですが、それは叶わず。ただ、高校生（１７・１８歳）という何かと多感な時期の選手たちにもかかわらず、サッカーに対して非常に向上心があり、マウリスの指導をしっかりと聞き、また素直にチャレンジすることが出来たことに、オランダの同年代の選手たちと比較してマウリスの印象も非常に良かったですし、本当に気持ちの良い選手たちでした。チャンスがあれば、もう一度訪問させて頂く、もしくはオランダにお越し頂ければと心から願っております。 |
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